幸福度を上げるヘルパーズハイとは

HEALTH

こんにちは、アダムです!

僕はTwitterなどで困っている人を見つけたら必ず一緒に悩むか、知識のある分野の質問には答えるようにしています。

どれだけ忙しくてもどれだけ眠くても、です。

なぜそこまでして他の人を助けるのか。

その理由についてお話ししようと思います。

この記事はこんな人におすすめ
・ヘルパーズハイって何?って人
・ネガティブな気分の人
・今の仕事に満足感がない人

ヘルパーズハイとは

人間の脳が本気で幸福を感じるのは一体いつかわかりますか?

お金をいっぱい稼いだ時?好きなことを仕事にしている時?

答えは、「人の役に立っていると心の底から思っている時」です。

誰かの役に立っていると心の底から思う時や、誰かから感謝された時に脳内ではドーパミンがたくさん分泌されます。

ドーパミンは、幸福感をもたらしてくれ、やる気をアップさせたり集中力を高めてくれます。

また、自己肯定感が強くなり、ポジティブにもなれます。

よくスポーツをしている時にゾーンと呼ばれる超絶集中力を発揮したり、長距離マラソンをしてるとランナーズハイになるという話があるように、ドーパミンの分泌は体を動かすことと密接な関係にあります。

逆に、スポーツ以外でドーパミンが分泌される時というのが、人の役に立ったり感謝されるタイミングなのです。

では、どんなことをすればヘルパーズハイになれるのでしょうか。

 

 

イブ
イブ

でもお金稼いだり美味しい料理を食べてる時も幸せをビンビン感じてるんですが?

アダム
アダム

まぁ確かにそうだね。
でも、実際にその幸せは長続きする?

イブ
イブ

ん〜、確かに次の日には幸せだった時間を恋しく思いながら悶々と日常を送ってることが多いかも。。。

 

 

科学的証明

カリフォルニア大学の心理学教授のソニア・リュボミアスキーさんの実験を参考にしてみましょう。

ハーバード大学でもスタンフォード大学でも博士号を取得しており、アメリカ心理学会の有名な方です。

ソニアさんが行った実験では、集まった473人を4つのグループに分け、6週間後にそれぞれ幸福度はどうなるかを実験しました。

①社会的貢献活動(ボランティア、ゴミ拾い、見ず知らずの人に電車の席を譲るなど)を行うグループ

②特定の人(友人や家族)に優しくするグループ

③自分に優しくするグループ(自分にご褒美を与える)

④何もしないいつも通りのグループ

6週間後、①、②のグループの幸福度は上昇しており、うつの傾向にあった人も症状が改善したという結果までありました。

逆に、③のグループは特に変化がなく、幸福度に変化は見られませんでした。

これは、自分へのご褒美は自分の中で完結してしまうため、幸福感が一時的な感情となったことが原因だと推測されます。

また、①、②グループは他者からの感謝の気持ちは満足感を感じても罪悪感や背徳感がないため、薄れることが少なく持続傾向にあるのです。

この実験を通してわかるように、人からの感謝や他者への親切が幸福度を向上させます。

 

日常で親切を積み上げる方法

他の人の役に立てば回り回って自分を幸せにしてくれることは理解したけど、普段からそんな困っている人が都合よくいるわけでもないですよね?

電車で席をバンバン譲っても、「恩着せがましく思われたり断られたらどうしよ」とビクビクしながら親切にしてもあんまり効果はなさそう。

じゃあどうすれば良いのか。

僕が考えた末の答えが「Twitter」です!

Twitterでは僕たちがフォローしている何百人の人が毎日心の中で思っていることを呟きます。

心の中の気持ちが具現化しているので、一般的な生活を送っているよりも困っている人や疑問を持っている人が見分けやすく、自分が持っている知識を使えば3分以内にドーパミンがドクドク分泌されます(笑)

 

ただし、気をつけていただきたいのが、同じ人ばかりに毎回親切にしていると鬱陶しく思われたり、恩着せがましく思われてしまうので、あくまでTL(タイムライン)を監視中に目に留まったものだけの対応をおすすめします。

僕の経験ですが、自分から困っている人をガンガン探しても、解決しなかったり、特になんの反応もなかった場合に拍子抜けしてしまいます(笑)

完全に自己満なので、何も言えないですが、流石にスルーは傷つくので、たまたま目に留まった偶然の疑問や悩みを精一杯の力で、上から目線にならないように助言します。

 

仕事×ヘルパーズハイ

Twitterでのお手軽にヘルパーズハイになれる方法をご紹介しましたが、実は仕事での幸福感や満足度を上げる為にもヘルパーズハイは力を発揮します。

アメリカで行われた各々の仕事に対する満足度のアンケートの結果、ランキングの1位に聖職者、2位に理学療法士(介護職など)、3位が消防士、4位が教職員、5位が画家という結果でした。

この結果を見て、どれもあまり年収が高いイメージがないことがわかると思います。

逆に、これらの職業は目に見えて誰かの役に立っています

仕事で幸福度や満足度を上げたければ、これらの職業に転職せよ。なんて暴論を言いたいわけではありません。

 

普段のあなたの仕事の中で、この仕事は社会の役に立っているな〜とか、この仕事したら〇〇さんの負担が減るだろうな〜と考えながら仕事をしてみてください!

きっと今以上に今の仕事に対するモチベーションが上がると思いますよ😊

 

今の職業が本当に自分に向いているのか、本当に自分がやるべき仕事ってなんなんだろうと悩んでいる方は、『科学的な適職』をおすすめします。

どんな仕事が科学的に自分に向いているのかを見分ける方法や、仕事に対する幻想についてわかりやすく解説されています。

ヘルパーズハイについても出てきますので、要チェックです。

科学的な適職についての紹介記事です。
https://bouken-no-syo.com/happy-work/

まとめ

誰かに対する親切が結果的に自分を一番癒してくれることになるなんて、人間の脳はうまいことできてますね(笑)

これはきっとご先祖さまが集団生活で生き残っていたことが影響しているのでしょう。

親切心も行き過ぎるとよくないですが、全くしなかったり、他の人を陥れようとするよりずっと有意義で価値ある時間になるでしょう。

以下、この記事の内容の要点です。

・ヘルパーズハイとは、人助けをした時に感じる幸福感のこと

・人助けはドーパミンの分泌を促進する

・人からの感謝や他者への親切は幸福度を向上させる

・仕事は多くの時間を使うため、幸福度を上げるべし

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コメント

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