がんばらない働き方~仕事のストレスから解放されたい方に~

HEALTH

こんにちは、イブです。

 

仕事時間を意味あるものにするための本を紹介します。

 

こんな人に読んでもらいたい記事です
  • 仕事のストレスを減らしたいサラリーマン
  • 仕事の優先順位をつけたいサラリーマン
  • 会社の体制に不満があるサラリーマン
  • サラリーマンであることに疑問を持っているサラリーマン

 

仕事のストレスで疲れていた時に、ふと目に留まったのがこの本との出会いでした。

やることが増えるスピードが速く、自分の処理能力が追い付いてないことにストレスを感じており、眠れない日々が続いていました。

周囲に相談するものの、上司たちの考え方は“全部こなすにはどうすればいいか”であり、優先順位をつけて重要度の低いものは思い切ってやめる選択肢がありません。

要は自分の頑張りでこなせということです。

 

一時期はそんな職場に嫌気がさし、「早く辞めたい..」ばっかり考えながら仕事をしていました。

日中は常にそんな気分ですから、余計に落ち込んで仕事はますますつまらなく感じ、帰宅後と休日はとにかく仕事のことを考えまいとする日々を過ごしていました。

ただ、次第に疑問も膨らんでいきました。

「私はこれでいいんだろうか?会社で何を得たんだろうか?」

目指すところは時間と場所に縛られない稼ぎ方なので、いずれはやめるにしろ、せっかく1日の大半の時間を費やすなら何か学びがあった方が意味があると思いました。

そんなとき“頑張らない働き方”という何とも魅力的なタイトルにひかれて読んでみました。

 

書かれていた働き方は私や会社の周りの人とは全く違う働き方で、取り入れたいと思うことがたくさん詰まっていました。

そこで、この本で学んだことを心がけて仕事に取り組むと、前よりも結果が出せるし、帰宅後もブログなど精力的に時間を使えるようになりました。

 

特に印象に残ったポイントを挙げますので、ぜひ読んでみてください。

本はこちら。

【本の要点】

 

この本の要点
なりたい自分を考えよ、それを叶えるための時間を最優先にせよ。
全部頑張るとその時間は取れないから、不要なやること(to do)を捨てよ。

 

疲れの原因と思われるもの

  • タスクを全部やろうとするから、自分のやりたいことに時間を割けないこと
  • 自分のやりたいことがわからないこと
  • 自分の行動を自分の意思で決められず、不満を言うことをよしとしない職場にいること

仕事の生産性を上げることを書いていますが、必ずしも職場で取り組む内容だけを書いているのではなく、仕事を通じて自分の人生で、やりたいことを叶えるための方法について紹介している本です。

 

【印象に残った部分を紹介】

がんばらない(自分に余裕を作る)ことが成果につながる

 

がんばらないのは楽をするためではなく、自分にとって優先度の高い(インパクトが大きい)ことに割く時間を確保するためです。

それをすることによって、仕事中の生産性を上げることが狙いです。

不要なこと(学びやインパクトの小さいこと)を捨て、自分がやりたいことや自分にしかできないことを優先して行うようにします。

 

インパクト:影響という意味ですが、効果、成果のように読み替えるとわかりやすいと思います。

 

大きなインパクトを出すコツ

■自分のパフォーマンスを発揮できる“フロー状態”を作ること。

そのためには、忙しいけど楽しみや好奇心を持って仕事をしている状態を作るのがよいです

■スプリント(インターバルみたいなイメージ)

集中する時間と休憩する時間にメリハリをつけて、繰り返すとよいです

 

 

捨てるべき仕事の決め方

❶インパクトが大きく、学びも大きい仕事
自分でやる

❷インパクトが大きいが、学びが少ない仕事
→それをやりたい他の人に回す

❸インパクトが小さいが、学びが大きい仕事
自分でやる。仕事の6~7割をこれにするのが理想

❹インパクトが小さく、学びも少ない仕事
→できる限り捨てる。少なくとも自分でやらない

 

 

捨てるべき仕事(学びやインパクトが少ない仕事)の内容は人それぞれ違います。

それぞれの成長段階で異なるし、自分でも成長するほど学びの多い仕事の中身は変わります。

以前は学びの多い仕事だったとしても、一度実践し、2回目以降は自分の学びは少なくなるからです。

 

 

また、優先度の高いことの決め方については仕事を考える場合と自分の人生を考える場合で変わります。

(仕事) インパクトが大きい=成果が大きいこと
(人生トータル)インパクトが大きい= なりたい自分になるためのこと

仕事をなりたい自分を叶える手段にできることが理想ですが、

今すぐにそれができない場合はまず仕事の中で❶~❹に仕事を分類し、❶、❸に時間を割くようにします。

ただし、仕事よりも大切なのは自分が人生を通して何をしたいかなので、自分の人生にとっての❶~❹を仕事を含めて考えていくとよいと感じました。

 

 

To doリストよりもnot to doリスト

完全にやらない判断ができないことでも、自分が関わる時間を減らすことができます。

  • 自動化する(エクセルマクロを使うなど)
  • 人に頼む
  • 外注する

ときには頼まれた(指示された)仕事を断ることも必要です。

ただし、忙しいからではなく、別の仕事の方に時間を割く方が大きな成果が出る、など納得してもらう材料が必要となります。

 

この項目でイブがかなり印象に残っているのが、「やること(作業量)を増やしても問題が解決するわけではない」という記述です。

作業量自体が目的になってしまっている風潮が、自分にも周囲にもある気がしました。

また、持ち帰って検討しないについても心当たりがあり、改善できそうな項目です。

新人はつい持ち帰って先輩に相談したり、調べたりして答えることをしがちですが、これが癖になると仕事が減らない要因になっていきます。

 

自分が普段行っている仕事の中に要らないものはないか考えてみる

イブが考えてみたところ、ざっと下の項目が出てきました。

これらはなくしたり、人に頼んだり、少なくともこれらに割く時間を短縮することができる項目です。

共感いただければぜひ参考にしてください。

  • 資料作成
  • データまとめ
  • グラフ修正
  • メール対応
  • 報告のための資料まとめ
  • 資料探し
  • 会議の日程決め
  • 測定データや写真を全て残す
  • 実験の結果が出てからまとめ方を考える(不足データやまとめにくい形のデータになっている)
  • フォーマット修正

アウトプットからの逆算で決める

会議の参加者は必要な人だけに絞ります。

目指すゴールを設定すれば、いなくてもいい人が見えてきます。

情報を得るときはなにか得たいものをテーマ設定してから臨むようにしましょう。

すべての情報を取り入れるのは不可能なので、一つでも取り入れると決めておきます。

(学びに目的を設定するということです)

また、問いは具体的に設定しましょう。

その方が、欲しい答えに近い答えが返ってくることが多くなります。

 

 

会う人を自分で決める

今誰と合えば自分が成長できるかを考えて、会う人を決めます。

誰と会うかを相手に決められたり、他人に振り回される状況はよくないです。

 

イブも考えてみると、「確かにあの飲み会要らなかったな..」とか思うことがあります。

自分が心からリラックスできるメンバーの集まりなら意味があると思います。

オンオフのメリハリがつきますし。

ただし、誘われたからとりあえず行く集まり、当日までメンバーが分からないような飲み会などは不要な時間の使い方だと言えます。

それなら大切なひとと時間を過ごしたり、自分の夢の実現のための行動に時間とお金を使った方が有意義だったなと思うこともあります。

 

「あなたの今のミッションは何」

人生において、やりたいことは何かを考えましょう。

それの実現を最終目的として日々の時間の使い方を、もっと言うと仕事の時間の使い方を決めましょう。

今のイブのミッションは「家族で過ごす時間を作るため、時間と場所に縛られないお金の稼ぎ方を身に付ける」です。

それに向かってできることはこれです。

  • 会社員を続けながら、帰宅後や休日に会社以外の収入源を作る
  • 家族で仲良く過ごす
  • 仕事と会社以外の収入源を結びつけ、仕事をすることが夢の実現に役立つようにする。
    (これが結構難しいですが..最近いつも考えています。またこの内容に関する記事もアップする予定です)

 

ミッションといわれてもやりたいことがすぐにわからない..という方のために、アドバイスがありました。

小さなやりたいことでも、それに向かって行動してみることが大切です。

小さなやりたいことでも、始めてしまえばやりたいことが次々に膨らんでいきます。

ミッションはその時の自分の状態で変わってもOKなので、

とりあえず今の自分が目指したい方向を決めましょう。

そしてミッションを決めたら、ミッションにつながることを人生の最優先にしましょう。

 

この考え方に触れたことで、自分が抱えていたストレスの原因が分かった気がしました。

それは、自分の人生に関わることを他人の都合で決められていたからです。

このストレスの原因からのがれるには、自分が何をしたいのか、そのために優先順位はどうしたいのかを自分で把握し、自分から表明することです。

マネジメントする立場の上司は、部下(つまり私)がどう思っているか、何を目標にしているかは伝えないとわかりません。

 

上記の仕事の優先順位をつけることを例に挙げても、自分だけでできることの範囲には制限があります。

(自分で「優先度低いし、やらんとこ..」と思っても何の責任のないので怒られて終わり。もしくは誰かに迷惑をかけることになるパターンが考えられます)

優先順位をつけて自分の生産性を上げるための近道は、自分のやりたいことや優先順位をマネジメントする立場の上司と共有しておくことです。

(話にならない上司の場合はあきらめて自分で何とかするか、もっと上かつ話の分かりそうな人に相談するしかないですが..)

 

【本の紹介】

今回紹介した内容はこの本の内容と、それを踏まえてイブが考えたことでした。

さらに多くの情報が詰まってますので、気になる方は読んでみてください!

 

まとめ

がんばらない働き方についてまとめました。

●仕事について
不要な仕事を捨ててインパクトの大きい仕事をすると生産性を上げることができます
●人生について
自分のミッションにつながることを最優先にし、不要なことを削ることで豊かな人生につながります

 

面白い本だったので、読んでみてください!

 

以上、イブでした。

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コメント

  1. […] […]

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