先に知りたかったこと。by若手社員

STUDY

こんにちは、イブです。

 

会社員になる前に知っておくとプラスになること3つまとめました。

正直に言うと、いち従業員が会社を変えることは非常に難しいです。

環境そのものを変えることは難しいですが、実情を知ったうえで自分の動き方を考えることはできます。

1.会社のルールはそうそう柔軟ではない

会社のルールは柔軟ではありません。

規模の大きい会社になるほど、個人の状況に合わせて柔軟な働き方を選択することが難しいのが現状です。

それにはこんな要因が関係しています。

❶前例がないことをする負担がかかる

特に、大きい企業になると、直属の上司の権限が少ないこともしばしばです。

個人の状況(今は家庭を大事にしたい)に合わせた働き方を上司が許可する権限がありません。

それを実現するには、さらに上の上司、そのまた上..と判断を仰がなくてはいけないことになり、一言でいうとめんどくさいのです。

❷評価制度が一律

社会では多様な働き方を認めようとする動きがあります。

ただし、多様な働き方に合わせた多様な評価制度が整っていないのが実情です。

つまり、決まった時間内で仕事の効率を上げていても、家庭を優先するためあまり残業しないようにしていた場合、たくさん残業できる社員に比べ、評価が下がってしまう事態になります。

特に、残業に対する世間の認識が厳しくなかった頃に既に会社員をしていた世代には、若いころは辛いことを乗り越えて成長するんだという価値観の人が一定数います。

良心で若いうちは頑張り時だから長時間労働も自分のためになると思っている場合があります。

 

会社のルールが柔軟ではないことによって、困る例2つ
例1 まだ女性比率が少ない職場で、女性社員が家庭との両立を図る場合

世間的な認識の家庭での妻の役割、母の役割を果たすことと、会社で他の男性社員同様にスキルアップしていくのは正直難しいのが実情です。

女性社員が少ない職場、職種で働く場合、上記のことは事実として受け止めたうえで、自分のキャリアや人生を考えることが必要になります。

point

家庭での役割も果たす場合、企業内でのキャリアアップは男性社員に比べ難しい。

もちろん、例外もあるし、前例がないからこそ、自分の意見を反映させた職場づくりをすることもできます。

しかし、制度の整った職場や女性比率の高い職場と比較するとハードルが高くなります。

 

例2 副業、脱サラ、早期リタイヤを目指したい場合

会社に収入の全てを頼る生活は昔と比べてリスクが高くなりました。

副業を解禁する企業が増えているのは、「終身雇用で面倒が見れないから、自分で稼ぐ手段を見つけてね」ということでもあります。

終業時間内は会社員をして、終業後副業の時間に充てる生活を選択する人も増えているのではないでしょうか。

 

そのような場合、突然残業を言い渡されると、自分の副業の時間がありません。

就業規則では残業は断れないことになっている場合もあるので、それを盾にされるとこちらは何も言えなくなります。

それに、長時間労働が常態化している職場では、”早く帰る=あいつは頑張ってない”と捉える人もいます。

イブはこの考えには賛同しない派ですが、思っている人が結構な割合でいることは事実です。

そこは自分で変えられません。

ここで難しいのが、「副業したいので早く帰りたい!」とは言えないことです笑

副業が解禁されている企業なら別ですが。

この場合、自分のがんばりたいことと、会社が求めることに乖離が生まれることになるので、自分の中で両者のバランスをとるのが難しくなります。

 

2.同じ会社でも部署や職種によって雰囲気、文化が全然違う

就職活動の際には、会社ごとの情報を比較して、志望企業を絞るのではないでしょうか。

会社が同じでも、部署や職種によって働き方のスタンスや、文化が全然違います

ここを認識しておくのが一番のポイントです。

 

 残業時間については、部署によって偏りが出ます。

どんな働き方をしている人のデータなのか、自分が実際に入社した場合を考えると、そのデータが参考になるのかを確認しましょう。

就職活動の際に一番に出てくるのは人事だと思いますが、人事の話と実際配属された職場では状況が全然違うこともあります。

初めは「嘘つくなんて..」とか「話と違う..」と思うこともあったのですが、おそらく他部署の状況を本当に知らないのではないかなと思っています。

 

 実際にものづくりに関わる部署と、人事や総務など、モノを作っていない部署では仕事のスタンスが違います。

製造する部署は、とにかくいかなる状況でも生産を優先しなければならないので、急な仕事が入ったり、予定通りに進まなくて残業になることがざらです。

とはいえ、転職活動とは違って、就職活動時には部署が分からないことも多いと思います。

先輩社員に話を聞く機会があるなら、同じ会社の別の部署、職種に所属する先輩から、それぞれ状況を聞いてみましょう。

人事から聞く話とはまた違った職場の様子が見えてくると思います。

3.人間関係が固定化される

会社に入社すると、週5で同じ人間と顔を合わせることになります。

毎日同じ人としか会わない生活をしていると、視野が狭まります。

特に新入社員のうちは、会社のさまざまなことが新鮮で、会社での常識を学んでいくと思います。

それ自体は決して悪いことではないのです。

 

しかし、同じ職場内で人間関係が完結してしまうと、だんだんと外の情報が入りにくくなります。

自分の視野が狭くなってしまうのです。

自分とは環境にいる人と話をすることが、自分を停滞させないために大事です。

ヒント

こういうことを思った場合は、何かを変えたり、新しいことを始めて自分を停滞させないようにしましょう。

  • 「当たり前と思っていたけど、ここはおかしくない?」
  • 「最近自分成長してない」
  • 「半年前と同じことやってるな」

 

まとめ

会社員になる前に知っておくと得することを3つまとめました。

環境は変えられませんが、実情を知り、自分の動き方を変えることは今からできます

また、既に会社員でこれに気づいた人も、これからの自分の生き方を考えるきっかけにしてもらえればうれしいです。

 

以上、イブでした。

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