こんにちは、イブです。
仕事がつらい。
朝起きても疲労が取れない。
このところ仕事以外何もできていない。
そんなときに試してほしいのが自分に余裕を作ることです。
余裕を作るには、自分で工夫をしないといけません。
自分のキャパシティを超える仕事の場合は上司に相談するのもひとつの手ですが、
結局周囲の環境が変わるのを期待するよりも自分が動いた方が早いし、何より自分の力になります。
基本的に仕事は増え続けます。
つまり、待っていても余裕はやってこないのです。
「慣れたら余裕ができるかな?」いやいや、そんなことはありません。
できるようになった分だけ仕事が増えます。
そこで、自分で余裕を生み出す工夫が必要となります。
余裕の作り方
❶、❷の順で自分の仕事のスタイルに余裕を作りましょう。
❷効率よく成果を上げるやり方に変える
❶とりあえず自分のエネルギーの65%の範囲で仕事をしてみる
自分の感情に対して鈍感になっている、もしくは毎日つらい気持ちでいることが増えている場合は要注意です。
その状態でも仕事ができてしまうし、やることはなくならないしで自分で自分を追い詰めていませんか。
一旦休みましょう。
そして、意図的に自分に余裕を作ります。
65%のエネルギーで仕事をしてみましょう。
このとき、とりあえず一時的に成果が減るのは我慢して、自分自身のエネルギー回復を優先しましょう。
がんばる癖がついている人は、90~100%を仕事で出し切ってしまい、急な仕事がさらに増えると120%くらいを消費してぐったりしてしまいます。
100%は、仕事終わりにもう何もしたくない..と思うラインと考えてください。
それを65%にするのを目指してみてください。
力を抜くことは意識しないとできないです。
歯医者とかマッサージで「力抜いてください..」って言われてもなかなかできないですよね。
そうです。
力を抜くのは意外にも難しいのです。
最初は、気を付けても85%位にしかなりませんし、なんとなくまだできるけど力を抜く罪悪感を抱くかもしれませんが、我慢です。
❷効率よく成果を上げるやり方に変える
❶を2週間くらい続けてみます。
自分に余裕が出てきて顔が明るくなったと周囲に言われる頃ではないでしょうか。
この段階まで来たら、次のステップに進みます。
とりあえず65%のエネルギーで仕事をすることをつづけてきましたが、90~100%で仕事をしていた時に比べ、成果は下がっていると思います。
今度は65%のエネルギーで仕事をするのは続けながら、期待される成果を上げることを意識してみましょう。
仕事の労力を抑えて成果を上げるためのコツを2つ紹介します。
例1
いくつものテーマを抱えているのであれば、テーマをすべて書き出し、自分がしないといけない仕事を全てリストアップします。
毎日、仕事の始まりに、各テーマについて自分のタスクを確認します。
目指すのは、毎日帰る前に自分のタスクをゼロにして帰ることです。
例を4つ挙げます。
テーマA 報告資料を提出する
→提出前に上司のチェックが必要なら、資料作成して上司にチェックを依頼すればひとまず自分のタスクではなくなります。
今日目指すアウトプットはここ↑です。
テーマB 改善の効果を算出する
→効果算出のためのデータを依頼しないと算出できないとしましょう。
データの依頼を完了すれば、とりあえず自分が今日できるタスクではなくなります。
テーマC 〇〇の件、メーカーと話をする
→メーカーに連絡をとります。
電話やメールでその日のうちに済む場合は、話をしてタスク完了です。
訪問、別日の会議が必要な場合は、その旨をメーカーに連絡し会議日程を調整できればその日にできるタスクは完了です。
テーマD △の生産状況を確認する
→工場から都度連絡がくるようにするのがいちばん簡単で負担が少ないです。
その他の方法としては、こちらから電話やメール等で定期的に状況を確認すればタスク完了です。
このように毎日の小さなタスクを消化し、自分のタスクではなくして(相手にボールを投げて)帰ります。
こうすると、少しずつですが着実に仕事はすすみますし、自分のせいで仕事を止めてしまうこともなくなります。
注意ポイント
テーマAだけをたくさんすすめるのではなく、4つのテーマA~Dを全て少しずつ進めます。
テーマが10個になっても同じく、毎日全てのテーマの状況とタスクを確認します。
しばらくテーマを放置することで状況が変わってしまうことがあるためです。
(余裕があると思って放置していたテーマで、実はある要因で期限が早まっていたとか)
仕事の成果に与える影響が大きいかどうかで、優先順位を変えます。
仕事の成果にとって重要な部分とそうでない部分を区別するためには、仕事を依頼された際に、必ず目的を聞いておくのが大切です。
そして、仕事を進める初期の段階で、大枠を合意しておきましょう。
例
資料作成なら、「こういうストーリーで、こんな資料構成にしようと思いますがどうですか」と先に聞いておきます。
時間をかけて資料作成したのに、上の方針とずれたので作り直しになってしまったら、その時間が全て自分の成果につながらない時間になってしまいます。
成果につながらないこだわり
成果への影響が低い部分へのこだわりは思い切って捨てましょう。
例 求められているよりも詳細な情報の精度
ある仕事の効果を算出するための細かい金額の正確さにこだわる必要があるのか?
→10万か、100万かなど桁数の情報が分かれば十分な場面で、千円以下の細かい数値にこだわっていても意味ないです。
そこは省いても自分の成果には何ら影響しないわけです。
例 資料の目的には関係ない詳細部分
資料作成に時間をかけすぎていませんか。
その資料は何を目的とした資料でしょうか、最終的な目的を達成するために、その情報は本当に必要ですか。
これをチェックし、そこまで重要ではないデータまとめに時間を割かないようにしましょう。
まとめ
仕事がつらいと感じたら、仕事の進め方を❶、❷の順に変え、自分に余裕が持てる仕事の進め方をしましょう。
❷効率よく成果を上げるやり方に変える
これができるようになれば、成果を落とさずに35%の活動できるエネルギーを残して仕事から帰れます。
残ったエネルギーは、家庭での役割を果たすのに使うのもいいですし、副業のエネルギーに使うこともできます。
なにより、自分で余裕を作り、仕事以外に割くエネルギーを作ることができると、生活がこれまでよりも充実します。
仕事がつらいと毎日感じている人、もしくは他のこともやりたいのに仕事だけの生活になっている人は是非試してみてください。
以上、イブでした。
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