こんにちは、イブです。
たくさんの選択肢を残す選択をしてきた結果、いろんなものを追いかけて手一杯になっている自分がいました。
そんなときにしっくり来たのがこの本です。
毎日の忙しさに疲れたあなた、なんだかやることが多くて疲れたあなたに、新しい価値観を与えてくれます。
今回の本は、イブがこの1年で2番目に衝撃を受けた本です。
ちなみに1番はこちら。
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【エッセンシャル思考とは】
シンプルにすると、より少なく、しかしより良くの考え方です。
あれこれと手を出して一つ一つ頑張ってはいるが、力が分散してイマイチ伸び悩んでしまうのが非エッセンシャル思考。
成果につながる部分を見極め、そこに力を注いで一方向に大きく前進するのがエッセンシャル思考です。
本書ではエッセンシャル思考と対比して非エッセンシャル思考の考え方の例が多数載っていますが、「めっちゃわかる..」と思うこともあるのではないでしょうか。
少なくとも私は思いました。
【エッセンシャル思考について】
エッセンシャル思考の3つの考え方と3つの技術について紹介します。
エッセンシャル思考の3つの考え方
エッセンシャル思考をする上で大切な3つの考え方について紹介していきます。
既に素質を持っているあなたはきっと向いています。
時間とエネルギーの使い道を選択することがポイントです。
なんでも最優先にしてしまうのは、なにも優先しないのと同じです。
選択肢の存在に注目するのではなく、自分が何を選ぶかを重要視しましょう。
仕事でもそうですが、人生においても自分が何をしたいのか選択するのが大切です。
最も大切なのは自分自身で大切にしたいものを決めることです。
より少ない努力でより大きな成果を出すためにはどうするか考え、実行しましょう。
努力量と成果は比例しません。つまり成果になりやすい努力とそうでないものが存在します。
大きな成果をたらす努力を見極め、それに力とエネルギーを注ぐようにします。
これを利用して、80%の成果を出すの20%について努力すれば結果が出やすくなる。
何かを選ぶために別の何かを捨てる意識を持つことが大切です。
どちらも頑張ろうとすると、一つあたりにかけるエネルギーや時間が少なくなります。
より成果を上げるには適していないので、思い切ってより大切な方を選び、他方は捨てるのがエッセンシャル思考の考え方です。
ポイントはあきらめるものを考えるのではなく、全力を注ぐものを考えることです。
何かを捨てる選択は勇気がいるのでできれば避けたいと思うかもしれませんが、自分でその選択をしないと、人に選択権を与えてしまうことになります。
結果として、自分が大切にしたいものを優先できなくなる可能性があります。
エッセンシャル思考で生きるために身に付けたい3つの技術
続いては、エッセンシャル思考で生きるために身に付けたい3つの技術を紹介します。
多くの選択肢を検討し、最高の結果を出すための本質的なことを見極める技術が必要です。
ポイントは見極めの際に自分で厳しい基準を持つこと。
微妙なものはNGです。
そうすることで、より大切なものだけに時間とエネルギーを割くことができます。
目的を完全に明確にし、不要なものは断る技術が必要です。
”編集”を積み重ねることで不要なものをそぎ落とすことができます。
この”編集”の考え方がポイントで、全体の量は減らしながら成果を上げることを目指しましょう。
簡単なので行くと、メールはどうでしょうか。
なくても伝わる文章を省いたり、より短くポイントを伝えるメールから始めてみませんか。
計画に時間をかけてスムーズに物事が進むように準備する技術が必要です。
ポイントはバッファ(予想外に対応するためのゆとり部分)を摂ることとボトルネック(最も遅い部分)を改善することです。
ここでは 予想外の出来事に対応するためのゆとりの意味。
ここでは 全体の流れの中で一番遅れる原因となる部分の意味。
【ポイント】
仕事に活かすエッセンシャル思考
生活全体をエッセンシャル思考にするのが効果的ですが、まずは仕事時間でエッセンシャル思考の練習をしてみましょう。
例
- 目的とそれを達成するのに効果のある仕事から優先順位をつける
- 効果の大きな2割の仕事を選び出す
- 資料やメールを編集する(より短くて内容をよくする)
- 行っているが生産性のあまりない業務を辞める(それが無理でも簡略化して様子を見る)
まとめ
エッセンシャル思考について本を紹介しました。
エッセンシャル思考とは本質を見極め、そこにエネルギーを注いでより大きな結果を出す行動をする考え方です。
エッセンシャル思考のポイントとなる3つの考え方と、エッセンシャル思考で生きるための3つの技術について紹介しました。
選択、ノイズ、トレードオフ
見極める、捨てる、しくみ化
これやってたよ..と自分の非エッセンシャル思考に気づくきっかけなるかもしれないですね。
是非読んでみてください。
以上、イブでした。
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