こんにちは、イブです。
歯の治療と医療費控除についての記事です。
しばらく歯医者に行ってない方や、治療を検討している方に読んでもらいたい記事になっています。
小さいころは虫歯といえば黒くて、すぐ痛くなるものと思っていましたが、大人になってからの虫歯は静かにじっとしていて、
痛くなったころには内部まで進行してしまっていると学んだイブです。
1. 歯医者でよく聞くの用語の意味
1-1. 歯科検診の時によく聞く用語
番号とかCとか言ってるあれです。
歯医者さん:「1、CO..2、C2..3、CO…」
助手:(カキカキ..)
1~8が歯の番号、Cは虫歯を意味しています。
歯の番号
前歯から1、2、と順に親知らずが8になります。
上下左右で (1~8の8本)×4の32本 の歯があります。
親知らずがない人は28本かもしれないですね。
虫歯の名前
また、虫歯の進行度によって名前が違います。
“C(シー)+数字”で虫歯の状態を表現します。
C0: 虫歯になりかけの状態。削らずに治療
C1: 歯の表面(エナメル質)に虫歯ができている状態で、痛みはない。削らずに治療
C2: 歯の表面の1つ下の層(象牙質)が虫歯になった状態。歯が痛い。
C3: 歯の神経(歯髄)が虫歯になった状態。歯茎が腫れる。激痛を感じることもある。重症
C4: 歯の根本まで虫歯になった状態。歯を抜くことになる。重症
親知らず
親知らずとは1番奥の歯です。(8番にあたる歯ですね!)
大人になる頃に生えることが多いですが、生えない人もいます。
親知らずの語源
他の歯が小学生の間に生えそろうのに対し、親知らずが生える年齢は18~25歳ごろと遅いです。
“親が(子の親知らずが)生えたことを知らない”ということから親知らずという名前になったという説があります。
親知らずは抜くもの?
親知らずを抜く人が多いですが、それは食生活の変化により現代人のあごが小さくなったため、親知らずが生えるスペースがなくなったからです。
スペースがなくなったため、親知らずが生える際に間違えた方向に生えるなど、トラブルのもとになるため、抜く人が多いです。
また、親知らずが埋まったままの人でも、隣の歯が虫歯になったときは炎症が広がるのを防ぐために抜くことがあります。
親知らずの抜歯後は熱が出たり、腫れて1週間近く調子戻るまでに時間がかかります。
親知らずの抜歯は保険適用されます。
1-2. 歯科治療用語
インプラント
インプラントって聞いたことがありますが、なんなんでしょう。
簡単に言うと結構いい値段のする人工の歯ってイメージです。
インプラントとは
歯を抜いた場合に、代わりに埋め込む歯です。
自分の歯がある場合は差し歯を選択できますが、自分の歯を完全に失った場合はインプラントが選択肢の一つになります。
インプラントは、金属(チタン製!)の根元部分を持ち、これを歯茎に埋め込みます。
インプラントは保険適用される場合とそうでない場合がある。
一部の特別な事情がない限り、インプラントによる治療は保険適用外となります。
※一部の特別な事情
◆病気、事故であごの骨がこうはんいにわたって欠損した
◆生まれつきあごの骨の欠損や形成不全が1/3以上ある
また、保険適用でインプラントによる治療を行うには、条件を満たす歯科で治療を受けることが必要です。
保険適用になるのはかなり厳しい条件を満たす場合のみなんですね..
つまり、ほとんどの人は保険適用外です。
虫歯や破損、加齢などが理由でも保険適用にならないんですね..
気になるインプラントの値段は1本あたり30~60万円..oh..
ブリッジ
虫歯で歯を抜く場合、インプラント以外にもブリッジという方法を選択できます。
インプラントが一本の人工の歯をつくるのに対し、ブリッジは両隣の歯を削ることにより、
3本まとめてかぶせものの歯をつくり、間の根本のない歯を支える状態にします。
保険適用と保険適用外の素材があります。
保険適用の場合
前歯は白い素材、奥歯なら銀色の素材を使うことに決まっています。
前歯の白い素材はレジンという素材を使用し、色は調節できますが、長時間の経過により変色が起こりやすいです。
相場は1か所あたり1~2万円ほど。
保険適用外の場合
前歯、奥歯に関わらず白い素材を選択できます。また、白の素材の選択肢も増え、変色が起こりにくい素材や強度の高い素材の選択も可能になります。
素材によりますが、相場は1か所あたり5~15万円ほどになります。
クラウン(かぶせもの)
虫歯で歯を削る場合、根本部分は自分の歯を残すことができる状態なら、クラウンによる治療を行います。
インプラントが根元から人工の歯になるのに対し、クラウンは根本が自分の歯、歯の見えている部分には人工のかぶせものをする治療法です。
これも保険適用と保険適用外の素材があります。
保険適用の場合
相場は1本あたり0.5~1万円ほど。
保険適用外の場合
素材によりますが、相場は1本あたり5~10万円ほどになります。
インレー(つめもの)
虫歯で歯を削る場合、基本的に自分の歯を残し、虫歯の部分のみを削る場合なら、インレーによる治療を行います。
削った部分に詰め物をしますが、これも保険適用と適用外の素材があります。
保険適用の場合
相場は1本あたり0.3万円ほど。
保険適用外の場合
素材によりますが、相場は1本あたり2.5~5万円ほどになります。
2. 保険適用の有無と治療の種類
2-1. 保険適用の治療
基本的な治療は保険適用で受けられることが多いです。
保険診療の費用は基本的にどの歯科医院でも同じです。
- 入れ歯
- 虫歯
- 歯周病
- 親知らずの抜歯
- 金属製のクラウン、ブリッジ、インレー
2-2. 保険適用外の治療
保険適用外の治療はもちろん高価になりますが、見た目が美しい治療を選択できるのがメリットです。
保険適用外の治療費は歯科医院独自で決めることができるほか、治療の種類、材料費によってかかる費用が変わるので、料金を事前に確認しておくのがよいです。
- 金属を使った義歯の作成
- ホワイトニングなどの審美歯科治療
- インプラント
- 歯列矯正
- セラミック製のクラウン、ブリッジ、インレー
保険適用の治療では金属を使用するものも多いので、金属アレルギーを持っている方は適用外の治療を選択せざるを得ない場合もあるかもしれませんね。
審美歯科とは
美しさに焦点を当てた歯科治療を行う場所です。
通常の歯科治療に加え、歯や口元の美しさを重要視して治療を行います。
(例)歯のホワイトニングなど
3. 医療費の控除制度について
たとえ保険適用であっても何かとお金がかかる歯科治療。
出費を抑えるために、知っておくと得する控除制度を紹介します。
3-1. 医療費控除
家族(生計を共にしている家族)で年間10万円以上の医療費を支払った場合に一定の所得控除を受けられる制度です。
最高で200万円までが補填されます。
確定申告時に治療費の一部が戻ってきます。
5年前までさかのぼって申請することが可能で、交通費等の必要経費も控除対象となります。
病気やけがの治療、分娩などを目的とした費用が主に対象になります。
3-2. セルフメディケーション税制
家族で年間1.2万以上医薬品等を買った際に最大8.8万円まで控除される制度。
疾病予防としての健康診断や予防接種の費用も対象となります。
3-3. 高額療養費制度
同じ月に世帯でかかった医療費が基準額を超えた場合に払い戻しを受けられる制度。
平均的なサラリーマンの年収の場合は月8万円ほどが基準額になる。
また、共働き夫婦がそれぞれの会社の健康保険に加入している場合は、合算できない。
高額医療費制度の対象になるのは、健康保険が適用された医療費のうち自己負担分が2.1万以上のもの。
まとめ
以下の内容について紹介しました。
- 歯医者でよく聞く用語
- 治療の種類
- 医療費控除
気づいたときには悪化してます..めんどくさく感じても行きましょうね。歯医者。
イブでした。
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