【会社】角が立たない意見の言い方

STUDY

こんにちは、イブです。

 

今日は職場の人間関係がちょっとうまくいく小さなコツを紹介します。

会社での言いにくいことの言い方についてです。

 

【言いにくいことをいうときのコツ】

目上の人に意見しにくいこと、ありませんか?

特にいつもは自分が指導してもらう側の場合、その人に意見することをためらってしまうことがありますよね。

「言っても嫌な反応をされるのなら黙った方がいいかも..」と思うかもしれません。

  • 上司の提案が間違っていると思う
  • 目上の人の意見よりも、もっと優れた案を思いついた
  • 目上の意見について、今の現場を知っている自分だからわかる事情があって反対したい

このような場合、見て見ぬふり、もしくは我慢するという手もあります。

しかし、次のことを守ることで、意見を伝えつつ、良好な関係を保つことができます。

 

あくまで聞いてもらっている姿勢で伝える

 

これが大事です。

 

言いにくいことをいう場面では”相手に聞いてもらっている丁寧な姿勢”を忘れないように伝えると、拒絶感なく意見を聞き入れてもらいやすくなります。

 

特に若手で、普段なら相手の方が圧倒的に知っていることが多いという場合は意見しづらいですよね。

しかし、自分の伝えたい意見が、会社としていい方向に動くのなら、我慢するのは損です。

また、自分の案が間違っているのであれば、言ってみないとそのことを学ぶことはできません。

 

【注意ポイントとコツ】

聞いてもらう姿勢で伝えるやり方ですが、3つのポイントを守るといいです。

❶低姿勢な感じをさらっと短く出す

あくまで丁寧な言葉遣いで、自分は違う意見を持っていることを伝えます。

またその理由も伝えます。

言いにくいからと、本題に入るまでの前置きが長くなると、聞いている方はイライラしてしまうので、長い前置きは不要です。

あっても一文です。

間違った例

 

若手
若手

あの、言いにくいんですが、自分なんかの意見で間違っているかもしれないのですが。

あ、決して(目上の人)さんが間違っているといいたいのではなくてですね..

 

上司
目上の人

結局何が言いたいん?

(イライラ..)

 

いい例

 

若手
若手

自分は(上の立場の人)さんとは違う意見なので、少し聞いていただけませんか

●●の件の対応についてなんですが..

上司
目上の人

違う意見か、教えて。

 

※目上の人に時間を割いてもらっていると自覚しているのがポイントです

 

❷考えの理由を簡潔に伝える

どういう根拠でそう思うのかを示すことができると、「確かにそうだな」「よく現状を把握できているな」と思ってもらえます。

また、自分の意見が必ずしも正しいとは限りません

その場合、どういう点を見落としていたのかフィードバックをもらうきっかけになりますので、考えの理由は必ず伝えましょう。

 

❸基本的にギブされることが多い事実を忘れない

例え今回は目上の人よりもいい意見を思いついたとしても、基本的にいつもは与えてもらう側であることを忘れないようにしましょう。

間違ってもばかにした態度や見下した態度をとるのは自分にとってマイナスにしかなりません。

 

内心(こんなんもわからんの??)と思っていると多分ばれます。

それに、先ほども書いてますが、自分の考えが合っているかはわかりません。

もしかしたら、自分が気づいてない理由によってその考えは採用されなかった可能性があります。

【目上の人に意見するメリットとデメリット】

メリット

自分の考えを伝えることで自分がすっきりする

考えを持っているのにそれを伝えることができないと、モヤモヤしますよね。

伝えることでそのモヤモヤは晴れます。

 

それが良い考えなら、会社のためになる

自分の考えが目上の人の意見よりも実際に優れた場合、伝えることは自分だけでなく、その人のためにも、会社のためにもなります

逆に、伝えなかったことによって、防げたはずの損害を出してしまうことになるかもしれませんね。

 

自分の評価が上がる

いい案を提案できた人(しかもうまい言い方で)という印象が付きます。

言いにくいことも上手に意見できる人というのは、目上の人からの信頼にもつながり、安心して仕事を任せてもらえます。

 

自分の意見に対する答え合わせができる

これはかなり大事なポイントです。

自分が提案した意見が必ずしも正しいとは限りません。

実際は自分の意見には穴があり、相手はそれに気づいていてその案を採用しなかったのかもしれません。

 

だからといって、「自分の意見は間違っている気がするし、あの人が違う考えを持っているということはきっと自分の案は間違っているんだろう..」と思って何も言わないのは大きなミスです。

自分が伝えなければ、相手はこちらがどう思っているのかわかりません。

 

意見を伝えることで、その案が間違っているのであればフィードバックをもらえますし、自分の知識になります。

答え合わせをし、正解なのか不正解なのか判断することは、自分が成長していくために大事なことです。

指摘した結果、自分の考えは甘かった
→それが分かったので、次からの案に生かせます。
(そうか、そうしたらよくないんだったな..)

指摘した結果、自分の案が採用された
上記のメリットがあります

指摘しなかった
→結局自分の案が合っていたのか、間違っていたのかもわかりません。
自分はこの件に関して、一切成長できていないことになります。

デメリット

目上の人がプライドが高い人だった場合、自分に不利な結果となる

唯一にして誰もが心配するデメリットではないでしょうか。

指摘に対して中身よりも下の立場の人から指摘された事実だけでへそを曲げる相手だった場合には自分にとって不利益になります。

それでもメリットをとるか、身の安全のために言わないでおくかは普段の関係と相手の性格で使い分けてください。

 

まとめ

自分より上の立場の人の意見が自分とは異なる場合、飲みこまずに伝えることでたくさんのメリットがあります。

言い方のコツさえ守れば、自分にとってプラスに働くことが多いので、試してみてください。

言い方のコツ
低姿勢な感じをさらっと短く出す
❷考えの理由を簡潔に伝える
❸基本的にギブされることが多い事実を忘れない

自分の成長評価UP会社のためになります。

もちろん、伝える相手の器の大きさによるところもありますが..

 

以上、イブでした。

 

アダムとイブのTwitter(@bonjin_yusha)ではブログ紹介企画を実施しました!

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました