こんにちは、イブです。
今回は、自分に合う仕事を探す本について内容紹介をします。
この記事を読んでほしい人
- 自分の職業に疑問を持っている人。
- 現状に満足しておらず、自分に適した仕事をしたい人
この記事を読むと得られること
- 自分に合う職業が分かる
- 幸福度を高める方法がわかる
この本で印象に残ったのは”自分に適した仕事を見つけるには幸福感に注目せよ”という価値観です。
幸福感のワードが印象的でした。
イブは仕事を含めた日々の生活で、ストレスが多い状態だなと気づいてから、心地よさを求めて自分の生活や考え方を変えようとしています。
そこで、”幸福感”を大事にする考え方が自分にとってスッと心の中に入ってきたので、今日はその本を紹介します。
本の一部の内容とイブの体験、考えを含め紹介したいと思います。
本はこちら。
ちなみにkindle版は定食食べるくらいで買えます。
イブは自分の仕事がめっちゃ好きではないです。
日中の時間の使い方を自分で決められないことにストレスに感じているほか、職業上急な仕事が増えて予定時間に帰れないことが多いからです。
夢はサラリーマンから夫婦で脱却して時間と場所に縛られない生活をすることです。
ただ、せっかくサラリーマンをしているからには自分の価値をあげたいと考えています。
この本では自分の幸福感が高くなる仕事の選び方、そして現職の幸福感の高め方の大きく2つのテーマについて紹介しています。
仕事選びを間違えないために
”好きを仕事にする”はまちがい
イブは正直、”好きを仕事に!”のフレーズに憧れるし、いいなあ..と思っていました。
一方で「自分の好きなことって何なんだろう..好きなことがすぐに見つかる人がうらやましいな..」みたいな思考になっていました。
ところが、”好きを仕事にしようとするのは間違い”なんです。
「えっ??」と思いませんか。
好きを仕事にするのは間違いなのは、好きなことだからという理由で職を選ぶと、理想が高くなるからです。
仕事をするには、楽しいことばかりじゃないこともあります。
仕事中の壁にぶつかったときに、好きなことだから選んだ仕事、と思っているとマイナス面がより強く感じられます。
一方で成功者が好きを仕事にしているイメージが強いですよね、それは、かけた労力の分、そのことを好きになりやすいからです。
つまり、好きな仕事を選ぶのではなく、選んだ仕事への取り組み方によって仕事を好きになれれば、自分の幸福度も上がるということですね。
”好きを仕事に選ぶのではなく、仕事を好きに!”の発想です。
適性テストで仕事を選ぶのはまちがい
確かに就職サイト、転職サイトによくありますよね、適性テスト。
受けるたびに結構結果が変わってたので、一種の占い感覚で何回もやってましたが..笑
記事の後半にもありますが、適正で仕事を選ぶのは必ずしも間違いではありません。
自分が幸福度を感じやすいポイントは人によって違いもありますから、わざわざ自分に向いてなさそうな仕事を選ぶ必要はありません。
あくまで適正テストに左右されるな、という内容です。
とはいえ、自分と似たような個性の人が集まった職場は、自分と他人との差別化が難しくなります。
価値観が合いやすい面はあるかもしれませんが。
例えば、パソコンスキルに結構自信を持っている人が、同じような人(もしかしたら自分より上のスキルを持っている人も)がたくさんいるところにいても、パソコンスキル持ちの付加価値はありませんよね。
一方で、パソコンはエクセルとメールくらい..という人の中にスキル持ちがいると、めちゃくちゃ重宝されます。
つまり、周囲の環境次第で自分の持つ付加価値の大きさは変わるんですね。
幸福度をあげる項目紹介(一部抜粋)
自由
仕事の自由度が高いと、幸福度は高くなりやすいです。
管理された職場、やること全てを指定された職場は、考えなくていいので楽かもしれませんが、幸福感を得ることは少なそうなイメージがわきませんか。
窮屈さを感じて辛くなる気がしますね。
一方で、自分で決められる範囲が大きい(本書では自分で自分のボスでいられるという表現をしています)と幸福度を感じやすいです。
また、幸福度を感じやすい項目は男女によって差が見られる傾向にあります。
男性→仕事の進め方とペース
以下はイブの主観ですが、男女の傾向の差は、一般的に求められる社会的役割の差もあるのではないでしょうか。
男女の役割の区別が昔ほどはっきりしていないとはいえ、家事や育児を主に担当するのは女性という風潮が残っています。
それゆえに、女性は時間やタイミングの融通のきく働き方の方がストレスも少なく、幸福度が高くなりやすいのではないかと思います。
実際、コロナが流行して以降在宅ワークを取り入れていますが、自分を律するのが必要な反面、ちょっとした家事を休憩中に済ませたりできるメリットも感じています。
幸福度についていえば、結構厳しく管理されがちなので、窮屈に感じることもあるのが現状ですが…
攻撃型か防御型か
前の内容で適性テストで仕事を選ぶなとありましたが、とはいえ、自分の生まれ持った性質と、心地よさを感じる職のタイプには相性があります。
攻撃型と防御型の2つのタイプに分けられます。
防御型→目的を”責任”と捉え、失敗しないように仕事をする
イブは防御型だ..と初め思っていましたが、判断する質問に答えていくと意外にも攻撃型でした。
ただ、自覚しているタイプとしては防御な気がするので、それでいくと現職は合っているのかもしれません。
ヘルパーズハイ
人のためになることを私たちの脳は幸福感じるようです。
うまいことできてますね。
そういうわけで、人に影響を与えられる仕事は、満足度が高い傾向にあります。
イブ個人としては、人のためになる仕事を選ぶ人はそもそも物事を肯定的に捉えやすく、満足を感じやすいのではないかとも思いました。
人の力になることで幸福を感じることをヘルパーズハイといいます。ヘルパーズハイについて、詳細はこちら。
幸福度を下げること
自分にとってマイナス(幸福度を下げる)なことの方が、プラス(幸福度を上げる)なことよりも印象に残りやすいです。
なんでそんなことになっているかについては、おそらく動物にとっては心地よさより心地悪さの方が生き残るために重要な情報となるから、本能なんだろうな..とイブは予測しています。
現代の生活では、生き残れない状況はよっぽどのことがない限り遭遇しないので、そろそろ「幸福側を印象に残りやすくしてくれ、人間の脳..」と思います。
話は戻りますが、マイナスな出来事とプラスな出来事の印象の強さは6:1にもなります。
つまり、マイナスなこと1つの幸福度の低下をなかったことにするには、プラスなことが6つもないといけないのです。
すべてが嫌なことではないはずなのに「会社嫌だ..」ってなる人が多いのはきっとこの印象に残りやすさの違いによるものですね。
また、喧嘩したときに「嫌なことばっかりされた..」と感じてしまうのも、幸福度を下げることの印象が大きいからなんですね..
マイナスの印象の方が残りやすいということは、仕事で幸福感を高めるには、プラスを追い求めて職を選ぶよりも、マイナスを避ける方が効果が出やすいということです。
現職の満足度を高める
ここまでは現職に関わらず、自分にとって幸福度の高い仕事を選ぶことについて書きました。
もう一つ、幸福度を上げる方法があります。
それは現職の幸福度を上げる工夫をすることです。
改めて考えてみると、自分が感じていたストレスのせいで環境がものすごく悪く見えていたかもしれません。
そのストレスは、環境要因のものもあると思いますが、考え直してみると自分の捉え方の問題、ということもあるかもしれません。
ストレスとの付き合い方についてはこちらをご覧ください。
適職を探すにあたり、自分の今の環境をどうやったら変えられるか、幸福度を高められるかと考えてみることで、転職する、退職するリスクを取らずに自分の状況を解決できることもあります。
まとめ
自分の幸福度を高める職の見つけ方について書いている本を紹介しました。
本書では、転職や現職の改善のプロセス、職選びについてデータをもとに丁寧に方法を教えてくれます。
本書の流れに沿って分析、テストを進めていくと、自分で可視化できていなかった状況の整理ができ、役立つ情報が得られます。
転職や現職の改善の方針も固めるのに役立つ本ですので、チェックしてみてください。
内容の濃さの割にリーズナブルです。
以上、イブでした。
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